外の世界は過酷

ロスト対策

ロストとは?

飼い鳥、そして当サイトにおける「ロスト」とは、飼い主個人が”意図いとせず”飼い鳥を外へ逃がしてしまうことを指します。
故意こいの場合は”遺棄いき“であり犯罪です。

過失・様々な事情により行方不明にしてしまったペット
いわゆる迷子ペットのことを「ロストペット」とも呼びます

ロスト原因の一例

  • 窓が開けっ放しだった
  • 放鳥中なのを忘れていた
  • 同居人・来客が急に扉を開けた
  • 移動中にキャリーの底が外れた
  • 日光浴中にケージが倒れて分解した
  • 劣化れっかしていた網戸を突き破った
  • ケージのエサ窓を飼い鳥が開けた

    ※その際に窓が開いていてそのまま逸走

主に不注意・判断ミス・対策不足
100%は防げなくとも、可能性を減らすことはできます。正しい認識と対策を!

危機意識をもって

普段は名前を呼ぶだけで飛んできてくれる鳥、飼い主さんからべったりはなれないような鳥であっても
ふとしたきっかけでパニックにもなり、思いがけないところへ飛んでいくことがあります。
おどろくと明るい方へ飛ぶ習性もあり、室内でもガラス窓や壁に激突げきとつするといった事故が起こる場合もあります。

外の世界

カラスや外猫などは飼い鳥にとって天敵です。
また、飛ぶために特化した身体はエネルギーを長く貯めておくことができない構造こうぞうで、丸一日食べないだけで死んでしまう危険があります。
えや寒さは勿論のこと、外では鳥インフルエンザを含め、多くの感染症かんせんしょうの危険にさらされることにもなります。

外の世界は過酷…

人の手で繁殖され、生まれながらにして家の中で人間と暮らしていた鳥に
野生で生きていく力や帰巣本能きそうほんのうはありません。
そして酷なことですが、外の世界では鳥自身は何も悪くなくても「外来種がいらいしゅ」という存在です。

外来種がいらいしゅとはそれまで生息していなかった場所に持ち込まれた動植物のことです。
反対に、もともとその地域に自然分布しぜんぶんぷしていた生物は在来種ざいらいしゅと呼ばれます。


まとめ「外の世界は過酷」


採食活動さいしょくかつどうもままらなず、ストレスや気温・気候に翻弄ほんろうされ、れることもなく目立つ姿
それらは猫、カラスなどの外敵がいてきからしてみれば格好かっこう獲物えもの

人の手で保護され、必死に捜索そうさくしていた飼い主さんの元へ無事戻るケースもありますが
つばさが生えていて帰巣本能きそうほんのうなど働かず、小さな身体でも何kmもはなれていってしまうことを考えると非常に幸運といえます

一度外に出てしまった飼い鳥が、外で健やかに寿命じゅみょうまっとうすること
そして飼い主さんの元へ戻ることは一般的に困難であることをされています
何より愛鳥、そして飼い主さんが後悔しないためにも見直しと対策を!

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