誤飲による事故

事故対策
まるっほ
まるっほ

いつの間にか危険なままで当たり前になって…ませんか?

鳥は好奇心旺盛で、様々な物を確かめるときや遊ぶときも突く、噛む、かじるなどが平常運転です
しかし我々との生活では、野生で生きていたらまず口にしないような物質も溢れています

そして鳥はかしこく、鳥用のおもちゃであってもこちらが予想していない遊び方(行動)をすることも…

とーふぇ
とーふぇ

キリがないさかいに書ききれへんけど
「あ!」って思うことあるかもしれへんで!

金属中毒については別記事にて紹介

何が起こるの?

誤飲による症状は様々
  • 嗚咽おえつをくり返す
  • 食欲が落ちる
  • 明らかに元気がなくなる
  • ふんに異常が出る
  • 下痢げり
  • 嘔吐おうと
  • 痙攣けいれん

誤飲によって引き起こされる事例としては
異物が詰まる、刺さる、腸閉塞ちょうへいそくの他、急性の中毒症状なども。
日々の蓄積ちくせきしていたもの(金属・繊維せんい・あるいは過度なグリッド)が限界を迎える場合もあるようです
そしてヒト同様、感受性かんじゅせいや耐性は個体差があることも…

原因は?

ほんの一例
  • 鳥にとって毒性のある人間の食べ物
  • 鳥にとって毒性のある植物
  • 人間用の薬
  • タバコ
  • 洗剤
  • 消臭ビーズ
  • 壁紙(接着剤・塗料などの薬品)
  • ゴム片
  • プラスチック
  • ビニール
  • アクセサリー
  • インテリアの塗装
  • 毛玉・繊維せんい

    ※鳥にとって危険なものが使われている場合もあります
鳥専用品だから大丈夫?

鳥専用品であっても、経年劣化けいねんれっかの他、予期せぬ使い方や破損はそんからの誤飲は有り得ます
(金属中毒・プラスチック・繊維せんいの誤飲など)専用品だからと油断せず気を付けましょう!

生花や観葉植物、ちょっと待って!

きれいだから、天然だから、毒が無いから大丈夫…と放鳥する空間に花や観葉植物かんようしょくぶつを飾ったり
よかれと思って、庭や公園から拾った木から止まり木やアスレチック…
残念ながら<鳥にとっては大丈夫じゃない>植物の方が多いと思ってください
何か取り入れたい時は必ず先に調べましょう

まるっほ
まるっほ

ネットの場合は特に「この植物が安全」と書かれていても
違うサイトではそうでない分類にされていて混乱するかもしれません。
最終的には個々の自己判断自己責任になりますが
最新の飼育書を読んだり、かかりつけ医さんの判断を仰ぐのも良いかと思います。
1つの情報だけで判断しないこと+不安要素が大きいものは使わない選択も大切!

特に与えてはいけないもの

あくまで一例です
  • アボカド
  • ポインセチア
  • ネギ・ニラなど
  • じゃがいもの芽
  • モロヘイヤ
  • チョコレート
  • コーヒー
  • なまりなどの重金属
  • アルコール

コロナ禍でご家庭でアルコール消毒する機会も増えたかもしれませんが、誤飲させないこと
そして揮発性きはつせいの物質という点も気を付けないとですね…

とーふぇ
とーふぇ

次亜塩素酸水じあえんそさんすいちゅうのがオススメやけどそれかて
アルコール混ざってるんもあるから注意してな
あと次亜塩素酸じあえんそさんナトリウムとは絶対混同せんとってな!
次亜塩素酸ナトリウムっつったらいわゆる
塩素系漂白剤(ハイター)やさかいに!
次亜塩素酸水も使い方には注意やで
金属サビてしまうからケージには…

管理人
管理人

待って!!そこまで!!
消毒の話は長くなるから…またいつか

まるっほ
まるっほ

うちのとーふぇも一部はネギ背負ってますが…
これは飼い主のこだわりによるところでした
現在は可能な限り差し替えております

どうやって防ぐ?

ながら放鳥をやめる

誤飲に限らず、飼い鳥の事故で圧倒的に多いのが「目をはなしていた」というケース
まさかそんな所に行くなんて、それを口にするとは思わなかった…そんなことがままあります
放鳥=出したら終わりの放置ではありません
例え時間が短くてもしっかり向き合って濃い時間を作るのがオススメ!

危ないものを遠ざける

鳥にとっての危険とされる物はできる限り遠ざけましょう
よく口にしているものの素材や状態、そして鳥の行動に目を配り気を付けていくしかありません

まるっほ
まるっほ

私も、できる限り安全なもので楽しんでもらえる工夫をしたいです!

まとめ

好奇心旺盛こうきしんおうせいでついばむ習性のある鳥にとって、誤飲事故はとても身近なものです
例をあげればキリがないほどに…
飼い主が意識して目張り気配りしながら安全な放鳥を心掛けましょう

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