金属中毒てなに!!!
金属中毒ってなに?
金属中毒って?
金属を誤飲することで起きる中毒です。食欲が落ち、嘔吐、便秘、など目に見えて弱っていきます
そして重篤になると痙攣や、止まり木から落ちたりなどの症状が起こることも…
早く適切な治療をしないと死に至ることもある、身近な中毒です…!
便が特徴的
濃緑色化、尿酸の黄~緑色化
重篤になると尿・尿酸がピンク色になることも
必ず病院へ
金属中毒の場合はいずれも、病院にてキレート剤を投与し、それが体内の金属と結合することで無毒化した後に排出させます
重篤な場合は予後が悪くなる場合もありますので
電話で状況を伝えてから、一刻も早く病院へ連れて行きましょう
日常にあふれる金属
はっきりと金属と認識できるものも多いですが、化粧品や塗料など外から分からないものも含めるとキリがないほど多く、全てを取り除くことは困難です
ねえ飼い主、ウチの部屋は大丈夫なんか…?
ある程度意識はしてるつもりではいたけど、改めて考えたら金属ってキリがないほど日常に溢れてるよなって…
鉛(なまり)
人間への健康被害(重金属中毒)もあることから、近年は使われている物が減ってはきているものの万全とはいえません
亜鉛(あえん)
亜鉛メッキには防錆効果があるので、日常・日用品にも多く使われている物質ですが、劣化したものを口にすると金属を誤飲し、金属中毒になってしまう恐れがあります
銅(どう)
こちらも身近な金属のひとつですが、コードやケーブルをかじってしまい中の銅線を誤飲してしまうこと、出しっ放しの硬貨などを噛んでしまうことなどで起こります
通電してるコードやったら漏電・感電・火災も怖いしほんまに気をつけなアカンね…
どうやって防ぐ?
可能な限り取り除く
人と暮らす上で全ての金属を取り除くことはできませんが、
可能な限り取り除くことで、不安要素を減らすことはできます
身近な所だと硬貨や鍵なんかも
放鳥中は目をはなさない
金属中毒に限ったことではありませんが、鳥さんが金属をかじろうとしていることに気付いて止めること・取り除くことで対策できます
頼むさかいにちゃんと見ててや…!
ケージ・おもちゃを選ぶ
放鳥中にいくら気を付けていても、ケージから剥がれた金属を誤飲してしまい中毒になる場合があります
亜鉛メッキ・塗装のケージを使用し続けた際の劣化は避けられません
上記のいずれかに当てはまるようであれば買い替えの目安となるようです
ケージを頻繁にかじってしまうような鳥さんには、サビにくく耐久性の高いステンレス製がオススメです
まとめ
金属は人の手で管理する上である程度避けられないほど、日常に溢れているものです。
全てを取り除くことは困難ですが
「知っておく」
「なるべく取り除く・考えて選ぶ」ことが大切です。
「放鳥中は目を離さない」ことも大切や!
そして金属中毒の場合は
「誤飲現場を見たり疑わしい症状が出ていたらすぐに鳥を診ることができる病院へ」
これが重要です!
改めて、私も気を付けたいと思います!
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